本日、7月21日(木)は『土用の丑の日』。 皆さま、鰻は食べられたのでしょうか?!
土用の丑の日は英語で “The midsummer day of the ox” (ox: 牛)
こんな言葉の英語対応があるとはビックリなんですが、実はこの他にも
“The dog days of summer” といった面白い言い方があるんデス!!
dog days=犬の日?っと思ってしまったワタシ。 お恥ずかしいil||li (つω-`*)il||li
調べてみるとちゃんと辞書に載ってました!
dog days: 暑中、盛夏の時期
っと、こんなフリをしたスタッフMayumiですが、実は素朴な疑問があるんです。
それは何かと言いますと・・・
“なんで、土用の丑の日にウナギ食べるん?っていうか、土用って何?”
そんな疑問を今回は日本語バージョン、そして英語バージョン同時にご紹介します♪
- 疑問1. 「土用って何?」
土用 とは、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を指す季節の用語なんだそうです。
言い換えると、それぞれの季節の終わりの約18日間を土用っと呼ぶっというコトですね。
っというコトは、全ての季節に土用があるっというコトやないですかっ(ノ*゚Д゚)ノ !!
しっ・・・知りませんでした。
- 疑問1. 「土用って何?」 in English
Doyo means 18 days before the first day of each season.
(土用とは、それぞれの季節の終わりの約18日間のことです。)
- 疑問2. 「丑の日って何?」
丑の日の「丑」は十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の丑なんだそうです。
実はこの十二支は日付や時刻、方角などにも適用されていて、
12日に1度は「丑の日」がやってくるんだそうです。
そして、各土用の中で丑の日にあたる日が「土用丑の日」っと呼ばれているとのコト。
なっ・・・なるほど。十二支が関係しているんですね。
でも、なんで「子の日や寅の日ではなく、丑の日になったのか」謎は残ったまんまです(-ω-;)
- 疑問2. 「丑の日って何?」 in English
The day of the ox, which is named after one of the twelve animals
of the Chinese zodiac.
(牛の日とは、十二支の動物の一つから名付けられました。)
- 疑問3. 「どうして土用の丑の日にウナギを食べるん?」
どうやらコレには、いくつかの説があるらしいです。
一番有名な説は・・・
“江戸時代、夏にうなぎが売れないとなげく鰻屋さんが、学者の平賀源内に
うなぎが売れる上手い方法はないかと相談に行ったところ
「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という
民間に伝わる話をヒントに、「本日、土用丑の日」と書いた
張り紙を張り出して商売したところ大繁盛した。
当時、それを見た他の鰻屋も真似をするようになり、
土用の丑の日にはうなぎを食べることが、一般的になった。”
とのことです。
っということは、例えばもし、鰻屋さんではなく、うどん屋さんが相談に行っていれば、
「土用の丑の日にはうどんを食べる」っというのが習慣になっていたのでしょうか? www
- 疑問3. 「どうして土用の丑の日にウナギを食べるん?」 in English
According to one legend, long before the scientific reasons were established,
in the 1700s well-known scholar Gennai Hirarga came up with the custom as
part of a marketing ploy to boost limp summer sales when the owner of a
struggling eel store asked the wise man for some business advice.
(一説には、科学的な根拠が確立されるはるか以前1700年代に蘭学者・発明家として活躍した
平賀源内が、伸び悩む夏場の売り上げを伸ばす方法はないかと、うなぎ屋の店主に相談されて
考えついたのが始まりだという。)
っというのは、ちょっと長くて難しいので
「日本では江戸時代から続いている土用の丑の日に鰻を食べる習慣がある」
ということを伝えてあげるのがシンプルかと思いますw
On the day of the ox in midsummer Japanese have a custom to eat eel which
started in the Edo period .
ということで、今回は「土用の丑の日」について書いてみました。
ワタシにとって新しい発見ばかりで、謎が解けたような、さらに謎が増えたような・・・
コレに懲りずに、さまざまな日本文化をさらに研究し、英語で伝えられるよう
日々、勉強していきたいと思います:)
参照: 読売新聞 / JAPAN REALTIME / 日本文化いろは辞典
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